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​技術情報

勾配
​パイル式熱脱着・分解法(IPTD   In-Pile Thermal Desortion)
IPTDは汚染土壌を集約しカバーで覆い、ヒーター・吸引井戸を設置し浄化を行います。汚染深度が5mまでの現場に適しています。
掘削しフレコンに一時保管している汚染土壌も、フレコンごと浄化も可能です。
特長
① 原位置処理が実用的でない浅い施工現場で有効
② 土質や深さを選ばない伝導熱加熱法
③ 既存の原位置工法では改善できなかった汚染物質に対応
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ダイオキシン類や粘土質・不飽和帯中PAHの浄化に最適
IPTD
​特長
汚染土壌に設置した電気ヒーターと吸引井戸により加熱分解/脱着を行い、不検出レベルまで浄化します。
毒性、発ガン性を持つ化学物質による汚染土壌の浄化は難しく、処理工法の革新が求められてきました。
「原位置熱脱着工法」(ISTD)は、幅広い用途に高い浄化効果を発揮します。さらに「原位置浄化」は、汚染土壌を掘り起こさずその場で汚染 物質を分解・除去する方法で、掘削処理に比べ、投棄場所に関する問題や汚染物質の暴露による人の健康、周辺環境に与える影響を低減可能なたいへん望ましい 方法です。
土壌汚染が浅い場合は、水平加熱機を使い、深い場合は、加熱井戸を使って土壌浄化を行います。
同様の手法をすでに掘削された土壌や、地表堆積物、埋設物に応用することができます。

●原位置での浄化施工が可能

●土質に関係なく、高い浄化性能

●土壌中で95~99%以上が処理される

●土壌の変性(ガラス化など)が起こらない

●汚染物質の再合成や取り残しがない

●有害ガスが大気に漏洩せず、人や環境にやさしい

●稼動中の店鋪・工場でも浄化が可能

●安全・確実で、総合的な費用リスク・法的リスクを低減

​主たる有機汚染物質
●ダイオキシンやPCB ●従来浄化が困難とされていたSVOC(準揮発性有機化合物)
●油類全般 ●粘土質・不飽和帯中PAH ●造成などの汚染盛土の浄化
●造船所や河川の浚渫汚染土壌の浄化
ダイオキシン浄化施工の例
ヒー ターを納めた鋼製井戸(加熱井戸)6本に対して加熱兼発生ガス吸引井戸1本の割合で、ガス吸引井戸を取り囲むように汚染地盤中に埋設します。ダイオキシン 類浄化の場合には、土壌を300℃まで加熱し、井戸付近の高温域(土壌中500℃~800℃)でダイオキシン類を分解します。
詳しくは、下記の原位置熱脱着工法(ISTD)の動画(4分)をご覧下さい。
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施工写真
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マサチューセッツ州 カペギラデウ PCBパイロット試験
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​カルフォルニア州 フェンデール PCB's
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カルフォルニア州 パレホ PCBパイロット
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​カルフォルニア州 アルハンブラ
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